納豆

更年期障害にはイソフラボンが効果的なのはどうして?

イソフラボンといえば、大豆に含まれることで広く知られている、女性に人気の美容成分です。
特に女性ホルモンと同じような役割を持つものとして、男性よりも女性から支持を受けている成分でもあります。
イソフラボンという成分は、あらゆる女性特有の病気に良い影響を与えると考えられています。

代表的なものとしては、更年期の女性に起こる発汗やほてり、のぼせなどの症状を緩和して、更年期障害そのものに対抗する力を持っています。
更年期障害の中には全身症状だけでなく、不眠や集中力の低下、鬱など精神的な症状も含まれますし、下痢や肩こりなど「痛み」を伴う症状もあります。
これらは女性ホルモンの不足が原因となっており、若いうちはたくさん分泌されていたホルモンが一気に少なくなることによって身体がエラーを起こしている状態です。

いくらエラーといっても実際に更年期を患うと身体にはかなりの負担がつきまといますので、それらを緩和する目的でもイソフラボンの摂取が有効です。
また、更年期には動脈硬化などのリスクも上がってきます。
身体全体が一気に老化を始め、錆びつきが生じてくるため、血液中にLDLコレステロールが増えやすくなります。

イソフラボンはLDLコレステロールを抑制し、動脈硬化を防ぐ効果も持っているとされており、中高年期に発症しやすい生活習慣病からも身体を守ってくれると言われています。
更年期に入り加齢が進んでくると、お肌の状態も若い頃とは比べものにならないほど老化してきます。
女性にとっては受けいれがたいような現象ですが、イソフラボンを摂取することで少なからず代謝の向上や体内の酸化防止作用などがはたらくので、急激に老け込むのを防ぐことができます。
ただし、イソフラボンは万能薬ではありません。
タバコやお酒、乱れた食生活などはさらなる老化の原因となりますので、更年期にイソフラボンを効果的に摂取するためには、食習慣や生活習慣から改善することも必要です。
こちらにイソフラボンをおいしく食べられるレシピが紹介されていますので、是非お試しください。


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