イソフラボンとカプサイシンで毛が生える効果があるのはどうして?
近年、ストレスや偏った食事、髪の毛を傷めるヘアアレンジなどで、若い方にも薄毛が広まってきています。
髪の毛はすぐに生えそろうものではありませんから、上手に付き合っていかなくてはなりません。
もちろん普段の食生活のなかでも、食事内容に注意していくことで育毛、養毛効果が得られますから、ちょっとした工夫が大切ではないかと思います。
育毛に効果的とされるのは、大豆に多く含まれるイソフラボンと、辛いものにたくさん含まれるカプサイシンを同時に摂ることが挙げられます。
イソフラボンは女性ホルモンと同様のはたらきをするため、男性にとっては男性ホルモン抑制作用→育毛へと繋がります。
また、カプサイシンは血行を促進する作用があり、さらに知覚神経にはたらきかけて発毛を促します。
イソフラボンとカプサイシンのどちらかだけでは不十分で、必ず両方を摂取することが大切です。
具体的な発毛の仕組みとしては、イソフラボンとカプサイシンを同時に摂取することで、毛髪を生やすための体内物質「IGF-I」が生成されます。
アミノ酸の結合体である「IGF-I」は、毛髪を生やすために生まれるという近年発見された物質で、頭皮部分に増えることで毛母細胞が活性化し、ヘアサイクルを整えます。
抜け毛や薄毛の多くはヘアサイクルの乱れによる影響が大きいですから、IGF-Iを増やすことでサイクルが正常になれば育毛効果も少なからず期待できそうです。
イソフラボンとカプサイシンの関係はこちらもご覧ください。
摂取量の目安は、カプサイシンが6mg、イソフラボンが70mg~75mg程度。
唐辛子なら2g、大豆30gに相当する量(きなこ大さじ3杯)です。
唐辛子と大豆を一度に摂取するのではなく、一日3回、朝昼晩と分けて摂取すれば、血中濃度が一定に保たれ、効果が持続します。
一度にまとめて摂取したり、必要量を大きく超えて摂取すると逆にホルモンのバランスが崩れてしまったり、発毛効果が得られないおそれもありますので、きちんと決められた量を摂るようにしましょう。
男性に嬉しいイソフラボンの効果はまだまだありますので、詳しくはこちらをご覧ください。