イソフラボンは悪玉を減ら効果があるのはどうして?
イソフラボンには女性ホルモンを活性化させる作用があるほか、体内の酸化を防ぐ役割や生活習慣病を予防する効果もあると考えられています。
特に、男女関係なく誰でも起こり得る高血圧や高脂血症などの問題については、日頃の食生活や生活習慣から来る部分が非常に大きいと言われています。
日本の食生活は近代以降急速に欧米化され、野菜や大豆製品が多かった和食の代わりに、肉類や油料理が中心となりました。
今まではイソフラボンをたくさん摂取してこれた日本人も、外国人と同じようなライフスタイルに変化したことで体内でのホルモンの生成に支障をきたしたり、今までイソフラボンが当然のように担ってきた病気予防ができなくなってきています。
ふつう悪玉コレステロールができると、退治するために善玉コレステロールという物質が登場して悪玉コレステロールを除去します。
それが、脂質中心の食生活を続けていると善玉コレステロールの数が追い付かなくなり、悪玉コレステロールが飽和状態となります。
これでは生活習慣病へ向かって一直線です。
しかし、イソフラボンには善玉コレステロールを効率的に増やし、悪玉コレステロールを攻撃して減少させる働きがあるといわれています。
今までに数多く行われてきた臨床実験によって、イソフラボンという成分が血中での脂質を低下させることが確認、発表されています。
昔の日本人は細身であったと言われますが、大豆製品や健康的な食材を積極的に摂取するライフスタイルも健康維持に貢献していたのではないでしょうか。
悪玉コレステロールは、普段の食生活に合わせて気づかないうちに身体を蝕んでいく恐ろしいものです。
肉や油ものが大好きだという人は、運動や食生活を正すだけでなく大豆も食事に取り入れてみると良いでしょう。
また、サプリメントや豆乳などのサポート食品もライフスタイルの中に取り入れるなどして、イソフラボンを欠かさず摂取するようにしたいものです。