国産の大豆から作成されるイソフラボンとはどのような物の事を指しますか?
イソフラボンといえば大豆に多く含まれる成分で、食品から化粧品まで幅広い製品に応用されていることはよく知られています。
しかし、イソフラボン製品を作るための大豆は、一体どこで作られているのでしょうか?
イソフラボン用の大豆は、多くがアメリカ、ブラジル、中国といった広大な土地を持つ国で作られています。
日本においても、安全性の高い国産の大豆を栽培しているのですが、アメリカやブラジルなどと比べると生産量は微々たるものです。
そのため、国内で消費されるイソフラボン製品のほとんどは国産大豆ではなく、輸入大豆を使っていると考えられます。
国産の大豆で作られるイソフラボン製品というと、イメージとしては「安心・安全」「品質重視」などが思い浮かべられます。
実際、国産品の大豆は栄養価、味ともに優良であり、健康志向かつ日本製を重視する方に非常に人気です。
大豆に限らずすべての輸入品に言えることですが、外国の野菜や穀類は、国産のもの比べると農薬を多く使う傾向にあります。
中国の農薬問題がニュースで取り上げられたことがありましたが、虫食いを防ぐための方策として農薬を使用するのはどの国でも同じです。
まして輸出用とあれば、できるだけ綺麗な状態で出荷しなければなりません。
そのためにも、農薬を使うことが不可避となっているのです。
このように、輸入品目の中には農薬が残留している場合があります。
イソフラボンはただの抽出物なので大丈夫、と思っても、原料に農薬が含まれているのはあまり良い気分ではありません。
より安全で確実なイソフラボンを口にしたい場合は、原料の段階からきちんと国産であると表示されているイソフラボン製品を購入する必要があります。
ご高齢のおじいちゃん・おばあちゃんや10代のお子さんなど異なる年代の家族が全員でイソフラボンの製品を購入する場合は、健康のためにも特に念入りに原産国チェックを行い、納得したうえで購入するようにしましょう。
イソフラボンがたくさん含まれている大豆食品は体に良いので毎日食べてほしいのですが、
一日に食事から摂っても良いイソフラボンの量は決まっています。
あまり食べすぎないようにしましょう。
また、大豆製品が苦手な方にはサプリメントが良いのですが、イソフラボンサプリメントには危険性もあるので、容量はきちんと守りましょう。