納豆

イソフラボンで心配される副作用とはどのような物がありますか?

女性ホルモンと同等の役割をもつと言われるイソフラボンですが、1日の摂取量が決められていることはあまり知られていないように思われます。
イソフラボンを摂取する目安としては、1日に30mgから50mg。
これより多い量を長期間摂取し続けると「過剰摂取」となり、特に女性の体調に変動を及ぼしやすくなると言われています。

大量摂取はすべての女性にとって望ましくありませんが、特に妊娠中の女性、10代から20代の若い女性、甲状腺に関する病気を患っている女性、ホルモンにかかわる病気をお持ちの方や子宮ガン、乳ガンを発病した方なども望ましくありません。
これは何故かというと、イソフラボンの持つ力がどれほど影響を与え、病気に関わってくるかが定かではないからです。
すでにいくつかの実験では、イソフラボンを大量に摂取した場合女性ホルモンに悪影響を及ぼすような報告もなされていますから、必要摂取量の範囲を超えないように日々注意しなければなりません。

また、若い女性の場合生理周期が乱れたり、月経に何らかの異常をきたすことも報告されています。
中高年よりも若い人のほうがイソフラボンをたくさん摂った方が良さそうにも思えますが、これは逆で、若者の場合は大人として完成された身体づくりをしている最中ですので、誰もが不安定になってしかるべき時期なのです。
イソフラボンを摂ったからといって生理周期が改善されるわけではなく、むしろストレスを溜めないように配慮したり、総合的な栄養が偏らないように気を付けなければなりません。

豆腐や味噌などの大豆製品は、日本人の生活にとってなくてはならないものです。
醤油などにもイソフラボンは含まれていますから、日本で生活をしている限り、日常生活で完全にイソフラボンが欠如するということはまずありません。
豆腐なら一丁の半分で一日のイソフラボンが摂れてしまいますから、サプリメントで二重に摂取する必要はありません。

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